vol.07「思春期のスマホ写真スライドショー大会(ガラケーでもいいよ) 男子高校生編」

プロジェクトのためのリサーチ・プロジェクト:まずは、聴いてみないと ku・ra・shi

vol.05の女子高校生編が好評だったので男子高校生編を開催。
男子高校生のアーカイブしたい欲求が明確に見え、女子高校生との違いが顕著だった。


高校性が撮った写真の展覧会が[あべのま]であり、それに参加している男子高校性の一人がこのイベントへも参加してくれた。とても礼儀正しく、社交性がある。じぶんははたして、こんな高校性だったろうか。
当日は、全員、iPhone。vol.5の[女子高校生編]と違ったところは、写真や画像1枚1枚にたいする力の入ったプレゼン(?)。ときには漫談のように笑いを取りながら、テンポよくスライドされる写真たち。記録を残しておく・アーカイブ化することに意図的で、写真データ等は各々のPCにもきちんと保存しているようだ。日常的に撮影・記録と保存、閲覧を繰り返しながら、それらをうまく言語化し、ときに笑いへと転ずることができる。まず一旦、内に入れてしまうところが、いわゆる「男」なのか。
今後は、近隣の高校性との連続ワークショップ等を通して、新たな写真との関係をともにつくることができればと思う。写真家や批評家、地域の方々にご協力をいただきながら、「高校性と写真」「地域と写真」「高校性と地域」を模索してみること・プロジェクトを。

重要記録を保存・活用し、未来に伝達することをアーカイブ、アーカイブズという。アーカイブ (archive) とは、日本では一般的に書庫や保存記録と訳されることが多いが、元来は公記録保管所、公文書、または公文書の保存所、履歴などを意味し、記録を保存しておく場所である。公文書館を参照のこと。国立国語研究所による「外来語」言い換え提案では、アーカイブの言い換え語として「保存記録」や「記録保存館」とされている。*Wikipediaより

宮本博史(アーティスト)